TBMG - ヘアスタイリスト・美容師・理容師を応援するステップアップマガジン by タカラベルモント
トキエダ ヒロアキ/asia
 
asia代表。兵庫県出身。日本高等美容専門学校(通信科)卒業。神戸で1店舗、都内で2店舗を経て、2003年にasia AOYAMAをオープン。サロンワークのみならず、様々なタレント・アーティストのヘアメイクとして活躍。そのかたわら、全国各地の審査員ならびに商品開発など様々な分野でも関わりを持つ。 また、2006年度Japan Hairdressing Awards NEW COMER OF THE YEARを受賞。柔軟・繊細・大胆・アクティブと独自の感性を持ち、一般的なスタイルからクリエイティブな作品を幅広く生み出している。現在は日本だけでなく、アジアでも講習の幅を広げ、より多くの人に技術を伝えている。さらに、2008年12月には顧客別パーソナル対応型のサロンを神戸・三ノ宮にリニューアルオープンし更なる展開を継続中。
 
 
神戸から上京し、夢は表参道のサロンに勤務すること。その前に、自分の実力を1年で判断するため、がむしゃらに頑張った。その結果、わずか10ヶ月で売上げがトップに。そして満を持して表参道のサロンに移る。時はカリスマ美容師ブームの直前。宮村 浩気さんと親 保宏さん。多くのトップスタイリストとの出会いで大きな影響を受ける。
 

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自費でのセミナー受講で技術を磨き、約10ヶ月で売上トップに
 
 
上京して住む場所は確保できましたが、すぐに就職先を探さないといけません。最初に考えたのは、東京のすごさを知ること。そして、表参道や青山のサロンに勤める前に、自分がどれくらい通用するのかを知ることでした。私はスタイリストになってまだ3ヶ月くらいのキャリアでしたが、1年で結果が出たらすぐに表参道のサロンに行くつもりでいました。そこで、求人誌を見て最初に家から距離の近い池袋のサロンに入社しました。そのサロンは5店舗ほど展開していて、私はスタイリストとして採用していただきました。 そこで頑張った甲斐があり、10ヶ月ほどで全店舗を含めて売上げが1位になりました。キャリアは浅かったのですが、お客さまを可愛くする自信があったし、ヴィダル・サスーンの資格も取得していたのでベーシックカットもマスターしていました。私はそれまで、真剣に技術を修得しようと自費でいろんな講習会に参加していました。 やはり与えられたものではなかなか身に付きません。自分でお金を払ってこそ吸収できるんです。厳しいようですが、本人たちのために、今のスタッフにもそう言っています。
 
 
直感で決めた表参道のサロンではアシスタントからスタート
 
 
最初に実績を上げたことで自信を持ち、それから表参道のサロンに転職を決めました。池袋のサロンで、関西と東京のお客さまの違いを知ることができたのが大きかったです。関西の方は、確固たる自分のスタイルにこだわりを持ちそれを要求される方が多いです。ところが、東京のお客さまはおまかせで可愛くなれば、次々と友人をご紹介してくれます。でも、可愛くなければもう来店されません。そんな傾向をつかんだことと、それが私のスタイルに合っていたことで自信につながりました。 池袋のサロンでは、前もって自分の意思を告げていたので1年で退職しました。 表参道のサロンは有名店を8店舗ほど候補として上げて、直感でディメンションに決めました。最初は中途採用をしないと言われましたが、タイミング良く、四谷店の店長さんの独立・出店に伴い、オーナーの飯塚さんが面接をしてくださいました。そして、四谷店のアシスタントからという条件で採用していただきました。 ただし、私には池袋からのお客さまがいたので、その方々から予約をいただいた際にはカットをさせていただくことを了承してもらいました。
 
 
カリスマブームの直前に周囲の影響を受けてトップクラスに
 
 
ディメンションでは6年間で店長まで務めさせていただきました。最初はアシスタントでしたが自分の池袋からのお客さまをカットしていくうちに認めてもらい、カリキュラムは後回しにして3ヶ月でスタイリストデビューをし、四谷から青山の店に移りました。そこで初めて宮村 浩気さんと出会いました。初めて会った時、宮村さんから「その格好は青山で働く服装じゃない」といきなり叱られたことを覚えています(笑)。実は、ディメンションのことをよく知らずに入社したので、宮村さんや親(CHIKA)さんのことも知りませんでした。でも、人間関係がよくて本当に仕事をしやすい環境でした。ちょうど、カリスマ美容師ブームの直前で、みんなのモチベーションに影響を受けて私の売上げも一気にトップクラスまで上がっていきました。そこで学んだのは、上手い人は技術が早いということ。ゴールをしっかり定めているからそこに行くまで無駄な動きがないんです。 それと、鏡に映る2次元での表現方法が上手いこと。目で見る3次元での捉え方との違いを教わり、さらに撮影や作品撮りでのノウハウを身につけることができました。
(つづく)
 
 
本当に知りたい サロンオーナー・スタイリストさんに質問!
今回ご登場頂いた、asiaの時枝弘明さんにお答えいただきました。
Q 一番好きな言葉は?
A 為せば成る、為さねば成らぬ何事も。成さぬは人の為さぬなりけり。
Q 休日の過ごし方は?
A とにかく朝早く起きてどっかに行く!
Q 最近感動したことは?
A 生後8ヶ月の赤ちゃんの未羽(ミウ)が「パパ」と言った事
 

サロン紹介

http://www.hairsalonasia.com/
 
次回予告
3月18日(木)配信予定 Vol.164
時枝弘明さん/asia
ディメンション時代のサロンワークや講習会などでの活躍ぶり。さらに、独立を経て出店し現在に至るまでの苦心談を紹介します。
 
 
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配信日 2010.3.11