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矢部壮大さん/broocH

お世話になった方の恩に報いるため、サロンで一番の技術者になろうと努力した。そして、キャリアを重ねるうちに環境をもっとよくしたいと厳しい姿勢で職務に臨んだが、その後に独立。事前に兄のアドバイスで問題点を指摘されたことで、オープン以来サロン経営が安定化する。今では幅広い客層をターゲットに多店舗展開を始めた。

ライター 前田正明 | カメラ 奥村浩毅 | 配信日 2011.12.8

自分たちの手で環境をよくしたいと思い実践した

エイト&ハーフに入社してからは、有名な美容師になりたいと常に考えていました。そのため、休日返上で練習とモデルハントを一生懸命にしました。とにかく、池部さんに認めてもらおうと必死でしたね。当時は中目黒にサロンがあり、後のカリスマブームの影響で青山に約100坪の支店を出店、そのオープニングスタッフにも選ばれました。私はいろんな面でサロンで一番になりたいと考えました。その後は成績が上がり、後輩も増えて自分の立場が上になりました。そうなると、職場環境を自分たちの手でもっとよくしようと思い、時には先輩に強い口調で意見もしました。それくらい、サロンに対する思いが強かったんです。入社当初は十数名だったスタッフが約60名になり、自分の考え方が徐々に変化していきました。エイト&ハーフでは約8年間お世話になり、それまで独立は考えていませんでした。しかし、会社の規模が大きくなるにつれ、自分のやりたい方向性がはっきりと見えてきて、自分自身を変えた方がいいと思うようになり、徐々に独立を決意しました。

独立して重要なのはいかに継続できるかということ

独立に際して、会社を経営している兄からアドバイスをもらいました。例えば、兄が私にサロンの規模や資金に関する質問をし、その答えをパソコンに入力すると瞬時に数年後の数字がグラフとして表示されるんです。それは、経営に関する未来予想図でした。独立にあたって物件探しや資金面や求人などすべて大変ですが、一番の問題はいかに継続できるかということ。そのために何が必要でどのように行動するかが大事で、そんな話を兄と何度もしました。実際にサロンをオープンして感じたのは、今までお世話になったオーナーさんや店長さんの厳しくも優しい気持ちが分かるようになったことです。経営者になった私が、同じようなことを今のスタッフに言っていますから。私の考えは、サロンは言わば箱であり、大切なのはプレーヤーであるスタッフの長所をいかに見つけて世の中にアピールできるかということ。これはスタッフ教育に関連します。そのため、サロンのコンセプトを『ヒトメ置かれる存在』とし、その象徴的な意味でサロン名をブローチとしました。

幅広いお客さまに来店されるサロン作りを目指して

集客の面では、ホームページの作成に重点を置きました。原宿や青山界隈のサロンで大切なことはブランディングです。街を歩いていて、おしゃれなサロンだからといって飛び込みで来店される方はほぼいません。ほとんどの方が、数日前にご予約をされて来店されます。そのためにも、ホームページでサロンのカラーを明確にし、ヘアカタログもイメージ的な写真を掲載するようにしました。後は、サロンの雰囲気をよくして、幅広いお客さまにご来店されるサロン作りにしています。姉妹店のkotiをオープンしたのは、そんな年齢層に対応するための出店で、今後はネイルサロンもオープンする予定です。最後に、これから美容界を担っていく若い人たちへのメッセージは、人間力を高めてほしいということです。技術も大切ですが、多くの友人を作って先生や先輩たちとのつながりを充実してください。そして、百聞は一見にしかずの言葉通り、いろんな経験を積むことも必要だと思います。

broocH代表。東京都出身。東京マックス美容専門学校卒業。都内1店舗を経て、ロンドンのサロンで勤務。帰国後、1店舗を経て2006年に東京・原宿にbroocHをオープン。『ヒトメ置かれる存在』をコンセプトに多くの女性客から人気を得る。2011年に姉妹ブランドのkoti BY broocHを設立。2012年にはネイルサロンのRosettをオープン予定。現在、サロンワークを中心にヘア雑誌・ファッション誌・広告・カタログ等の撮影に携わりヘアメイクとしても活躍。また、セミナー講師や美容メーカーと協力してスタイリング剤の開発も行う。

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