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木村則子さん/FRAME Hair

ニューヨークでの滞在中に、当初は勤勉な生活を送っていた。ところが友人のひと言がきっかけで、見聞を広め生活と仕事を楽しもうと気持ちが切り替わる。帰国後は、目標の出店をするまでに経験を積もうとサロンに勤務。そして、念願かなってこだわりのサロンをオープンすることになった。

ライター 前田正明 | カメラ 好川桃子 | 配信日 2010.12.2

ニューヨークに来た意味を問われ衝撃を受けた

当初、私は技術を学ぶために渡米しました。そのために現地で語学学校にも通いました。ところが1ヶ月半くらい経った時、友人からこう言われたんです。「あなたは何をしにアメリカに来たの?まじめに生活するのもいいけど、日本でできることをしていたのではニューヨークに来た意味がない。人間の幅を広げるためにもっと楽しまないと」と。この言葉は本当に衝撃的でした。それ以来私は毎日クラブに通い続けました(笑)。そこから、いろんな人との交流が広がり、接客時の会話にも役立ちました。ニューヨークに来ている人は、この街が好きで集まっているんですね。それがニューヨーカー。だから個性的で楽しい人が多いんです。ただ技術を学びたいのなら、それはヨーロッパの方が適しているかもしれません。しかしニューヨークには、技術だけではなく、人間力も高めてくれる素晴らしい環境が備わっています。ただ残念なことに、ビザの関係でニューヨークに滞在したのは3ヶ月間だけ。その後ビザ修得のため努力をしましたが、結果的に断念せざるを得ませんでした。

私たちはお客さまのサポート役だから『フレームヘア』

帰国して、しばらくは滋賀県の親戚のサロンに勤めました。周囲の人たちからは独立をすすめられましたが、もう少し勉強と経験を積みたかったので大阪のサロンに2年間勤務し、その後に独立しました。出店に際しては、その頃新大阪に住んでいたので、その周辺でオープンしたいと思っていました。私のこだわりはサロンの激戦区で、しかもメインの通りから一本入った裏通りで隠れ家的なサロンにすることでした。その理想通りの物件を見つけるのに、一番苦労しました。不動産屋さんへ何度も足を運んで、40件くらいは見ましたね。それでも妥協せず探し続け、ようやく今の物件を見つけて、念願のサロンをオープンすることができたんです。店名のフレームとは『額縁』を意味します。これは、お客様が「絵」で私たちはそれを美しく引き立たせるためのサポート的な立場なんだということを表しています。

将来は規模の大きさより店舗数を増やしたい

独立に際して、私自身アトリエ感覚のサロンにしたかったので比較的コンパクトな店舗にしました。スタイリストは私1人でアシスタントも1人だけ。スタッフを大勢雇って大規模な店舗展開にするつもりは最初からなかったですね。ただ、自分が仕事をしやすい環境にこだわったのは事実で、将来的にも大きくするよりは今のような小規模の店舗を増やしたいと考えています。集客に関しては、PRで『マンツーマン形式』の落ちついたゆとりのあるサロンを宣伝文句にしました。それが好評だったようで、新規のお客さまにもたくさん来ていただけました。私はお話好きではありますが、無理に話しかけたり商品をご紹介する際にも押し付けたりしません。ほど良い距離感とさりげない気遣いを大切にする事で居心地の良いサロンを目指しています。

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FRAME Hair代表。滋賀県出身。大阪中央理容美容専門学校(通信課程)卒業。大阪のヘアーサロンまついに7年間勤務後、ニューヨークのサロンで3ヶ月間研修。帰国後、大阪市内のサロンで2年間勤務後、2007年10月に独立出店。確実なカット技術をもとに、常に飽きのこないスタイルを提案。大人の隠れ家的なサロンとして、男女問わず来店できる癒しの空間を提供している。


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