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タカラベルモントリポート Vol.279

もっと知ってほしい、タカラベルモントのエトセトラ-TB Spirit TAKARA The Humanity Report|BEAUTY × ECOLOGY 美の共生

サロンワークと地球環境の調和のための積極的な取り組み

タカラベルモントグループでは地球環境に対する国際的危機感を再認識して、地球の自然循環サイクルの中で持続可能な発展を遂げるため、さまざまな環境対策活動を推進しています。 そこで今回は、当社の化粧品環境担当スペシャリストである久木滋人にインタビューし、ルベル/タカラベルモント株式会社の環境マネジメントに対する取り組みとその活動内容についてご紹介します。

事業におけるすべてのセクションで
ISO14001認証取得

タカラベルモントの基幹ブランドであるルベルに携わる化粧品事業部がISO14001認証取得をしたのが2000年です。それ以降、当社では国際標準の環境マネジメントに積極的に取り組んできました。ISO14001とはISO(国際標準化機構)が1996年に発行した規格ですが、組織に対し、環境上の負荷に配慮し、広い意味での環境上のリスク管理を行うことで継続的な発展を目指す機会を与えてくれるものだと理解しています。私たち理美容業界においてもビジネスを継承していく上で社会的責任として環境に配慮することが必要で、規格認証の有無にかかわらず、事業で生じる環境上の負荷は何かを考え、僅かでも低減に努めることが重要ではないでしょうか。環境マネジメントとは自然環境を守ることがミッションではなく、各事業における環境負荷を正しく認識して活動することです。ルベルは商品企画・研究開発から生産・物流・販売そして教育支援まで事業のすべての領域でのISO14001認証取得にこだわっております。それは化粧品メーカーとして、環境マネジメントを最大限事業に活用し、理美容業界を通してその社会的責任を果たして参りたいと考えているからです。

紙パックなど環境に配慮した
製品・エコプロダクツを採用

当社としましては、サロン様が使いやすく、かつお客様に喜んでいただける商品をお届けするのが第一だと考えております。仮に、薬剤が使いきられることなくそのまま廃棄されることがあったとすれば、それが地球環境に最も悪いことかもしれません。そのようなことが起こらないように、クオリティの高い商品を開発するのはもちろんのこと最適なパフォーマンスを発揮できるよう技術教育やサロン様に応じたメニュー化にも力を入れています。製品に関しては、環境に配慮する「エコセブン」という7つの自社基準の視点のもと、製品ごとに企画開発段階から、負荷低減につながる要素を検討しています。これらは商品の開発や販売だけでなく、それらをお使いいただいたサロン様と、そこでルベル商品をお買い求めいただいたお客さまに、「美しさ」を楽しんでいただくと同時に、地球環境にも思いを致す気持ち良い時間を過ごしていただく。そんなものづくりが私たちの使命だと考えております。

久木滋人 ルベル/タカラベルモント株式会社 理美容サロン事業本部 化粧品マーケティング部 化粧品環境担当スペシャリスト

ルベル商品は工場のみならず、サロン様また消費者様のご使用からその後の環境負荷までを考え、配慮した製品をお客様にお届けしております。

ホームページやパンフレット類を通じて積極的に環境マネジメントに対する広報活動を行っています。

環境を配慮する7つのポイント「eco seven(エコセブン)」

適切な量の使用がとってもエコロジー

ヘアカラー剤 適正使用量
パーマ剤 適正使用量 http://www.lebel.co.jp/eco/02.html

今日からできる!サロンでできる!

Beauty×Ecology

瀬戸内オリーブ基金への参加

ISO14001認証取得だけでなく、当社ではさまざまな環境活動や社会貢献も行っています。その1つがNPO法人「瀬戸内オリーブ基金」への協賛です。 ルベルでは、基金の呼びかけ人の一人で、世界的に有名な建築家の安藤忠雄様とのご縁で、2004年より「瀬戸内オリーブ基金」の協賛会員としてサポートを行っています。昨秋、協賛金の活用用途や活動の進捗説明の場として同基金が初めて企画された「オリーブ収穫祭」に参加するため、環境問題に意識の高いサロン様と共に豊島を訪問しました。
同基金の活動は、オリーブなどの植樹活動(約16万本/2014年9月末現在)に留まらず、「豊島・ゆたかなふるさとプロジェクト」へも活用されています。瀬戸内の自然保護や地域活性、さらに、産業廃棄物で破壊された国立公園の原状回復を目指した活動を判りやすく解説していただきました。
オリーブ収穫祭を通じ、実際に訪問することで問題の重大さとこれから我々が真剣に取り組まなくてはならない課題を突き付けられました。「持続可能な社会、ツケを次世代にまわさない社会」を皆で創る、という意識で、ルベルはサロン様と共に進んでいきます。これからもご協力をお願いいたします。

・ルベル 瀬戸内オリーブ基金活動:http://www.lebel.co.jp/eco/eco01.html

さまざまな社会貢献活動も推進

その他にも、CO2削減を訴えかける国民運動「Fun to Share」への参加、営業車のハイブリッドカー導入や都市部でのカーシェアリングの活用、そして東日本大震災復興を応援する「ルベル・東北復興支援活動」など、ルベル事業全体として取り組む姿勢で臨んでいます。「環境負荷低減」というと難しく聞こえますが、日々のサロンワークでも「ムダを減らす」「ゴミの分別や減量に努める」「省エネを意識する」等々、環境のためにできることはたくさんあります。1つひとつは小さな事ですが、理美容業界全体としての活動になればと願い、日々取り組んでいます。

「サロンワーク」と「地球環境」の調和のために
・瀬戸内オリーブ基金:http://www.olive-foundation.org/
・気候変動キャンペーン「Fun to Share」:http://funtoshare.env.go.jp/

タカラベルモントグループの環境経営理念

環境に対する国際的危機感を当社のものとして再認識し、地球の自然循環サイクルの中で、持続可能な発展を遂げるため、地球環境の状況、環境保全技術の動向、当社の企業活動全般および製品ライフサイクル全般による環境影響の性質と程度などを見極め、環境対策活動を推し進めます。

タカラベルモント株式会社 代表取締役社長 吉川秀隆

タカラベルモント 社会・環境への取り組み
次回予告
2月5日(木)更新予定 Vol.280
濱田 有美子さん/銀座マツナガ 成田店
家業である理容師になった本当の理由。そして理容学校卒業後に入社した山口県のサロンでの修行時代のエピソードなどをご紹介します。
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エディット 大内祐治 | ライティング 前田 正明 | カメラ 藤村 徹 | Produced by
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