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タカラベルモントリポート Vol.271

もっと知ってほしい、タカラベルモントのエトセトラ-TB Spirit TAKARA The Humanity Report|タカラベルモント株式会社 LebeL事業部 化粧品研究開発部「新しい製品を生み出すタカラグループの頭脳 繊細な作業と緻密な研究を続ける化粧品研究所」

今回は、タカラベルモントのヘアコスメティックブランド「LebeL(ルベル)」の研究開発が行われている滋賀県湖南市の研究所をご紹介します。「美しさを求めるすべての人の想いに応え、一人ひとりを輝かせたい」というビジョンの下、ここでは普段皆さまがサロンワークで使用されているカラー剤やパーマ剤、ヘアケア剤やスタイリング剤などの研究・開発が行われています。今回のT B Spiritでは、ルベル カラー剤の研究開発に携わる若手女性2名にインタビューしながら、この秋発売の注目のカラー剤「マテリアG」の開発の様子などをご紹介します。

社員のプロフィール/ルベル事業部 化粧品研究開発部 第二研究所 細谷麻央(写真左)、ルベル事業部 化粧品研究開発部 第二研究所 谷口幸来 (写真右)

ミクロ単位で色みが変わる繊細な作業の連続
何度も試作を繰り返してカラー剤を完成させる

細谷/私は主にカラー剤の新製品開発に携わっています。カラー剤の元となるベースクリームの調合と、色を決める染料の組み合わせで新たなカラー剤を開発していきます。発色や頭皮・髪への影響など、ベースクリームでカラー剤の仕様の大部分が決まってくるんですよ。様々な面で今より優れているものを作りたいと日々、開発に臨んでいます。この秋発売のグレイカラー剤「マテリアG」では、約80色の色みを作りました。その1色1色すべてをこの研究所で決定していきます。大変な作業ではありますが、多くの皆さまにルベル製品を使っていただきたいという思いで、一つ一つに取り組みました。

谷口/私は開発された処方を基に試作品を作り、実際に染色状態を確認する作業を行っています。毛束を使って狙い通りの色みが出るかどうかのチェックです。納得いく結果が出るまで何度も何度も試作品を作っては検証を繰り返していきます。それ以外には品質管理も行っており、製品の安定性を確認しています。

毛束を使った色みのチェック。テストでは色素のないヤクの毛を使って純粋な色みをチェックします。

ベースクリームの試作。浸透性や刺激、色持ち、ダメージなど、このベースクリームの出来がカラー剤の特長に大きく左右します。

細谷/染料の調合はミクロ単位で行います。総容量1kgに対して染料0.0001g単位で色みを作っていきます。普段の生活では考えられないほどの微量ですよね。ちょっとした風でも分量が変わってしまうので、空調を切って作業しています。真夏・真冬はかなり過酷です(笑)。毛束では分かりづらくても、理美容師さんたちはちょっとした違いをすぐに見極めてしまうので、色の開発は特に慎重に行っています。

「3C世代」に提案する新発想のカラー剤が誕生
グレイヘアをキレイな色に染める新製品を秋に発表

細谷/主力のマテリアシリーズは基本的に単色をメインとしています。単色でも非常にきれいな色が表現されます。また、混ぜても色が濁りにくいという特長を持っていますので、自由に調合して使っていただけます。実際にヒアリングをしてみると、多くのサロン様がその店独自の配分でオリジナルカラーを作っていただいていることが分かりました。 今回発売される「マテリアG」ではふんわり、うるおい、ツヤ感など、色で質感を表現するテクスチャーシェードも新たに追加され、より提案の幅を広げていただけるラインナップになっています。ルベルとしてはシーズナルレシピをご紹介していますので、是非参考にしていただき、そこにオリジナルを加えていただければ嬉しいです。

谷口/色みって、本当に微妙なんです。部署のメンバーは毎日同じ色みを見ていますが、それでも個々によって色の感じ方は違ってきます。これがサロン様となると本当に様々なので、どんな色みを欲しているのか、見極めるのはとても難しいです。色を数値で確認できる色彩測定器という装置もあるのですが、実際に判断されるのは肉眼ですので、肉眼による認識を大切にしています。難しい分やりがいもありますし充実感も感じられます。要望とピタッとハマッた時は本当に嬉しいです。何十回も何百回も試作を重ねることもありますが、こだわる色みほどニーズの高い証拠なので、完成した製品はメインカラーとして長く使われることが多いんですよ。

細谷/グレイカラーをテーマにしたマテリアGがこの秋に新発売します。グレイカラーは相反する白髪と黒髪を同時にカラーリングするため、これまではおしゃれ染めのように色みを楽しむことが困難でした。ところが、この新製品は、「色」で白髪を染めるというコンセプトなので、グレイヘアでもファッションカラーのような色みを実現します!

谷口/それを実現したのが新しいベースクリームの開発です。従来の染毛システムとは異なる方法で白髪と黒髪を同時に発色させるのですが、これ以上は企業秘密です(笑)

細谷/今の30代〜40代の方は、若い頃から当たり前にファッションカラーを経験されている世代です。グレイカラーに移行してからも、ヘアカラーを楽しみたいという方がほとんどです。そんなニーズにお応えするのがこの新しいカラー剤です。当社が今年のテーマとして注目している「3C世代(*1)」に自信を持ってオススメできるカラー剤です。 

(*1)3C世代:タカラベルモントの造語。「Cool(おしゃれ)」「Comfortable(快適性)」「Cost Performance(コストパフォーマンス)」をすべて諦めることなく追求する、30代後半〜50代の世代をあらわす。

作業中での偶発的な発見や道行く人の髪に注目
新製品誕生の陰には意外なヒントが隠されている

谷口/実は作業中にお気に入りの色みを見つけることもあるんです。先日、人気のコバルトアッシュにパールをミックスしたらツヤ感のあるカラー剤ができました。それが研究所内で人気カラーになったことがあります(笑)。試作中に意外な発見があり、色みがキレイだと鉄板レシピになることがよくあるんですよ。多くのサロン様でもオリジナルのレシピをお持ちだと思うので、是非皆さんの鉄板レシピも聞いてみたいですね!

細谷/研究所内には美容師免許を取得している人が多くいます。美容師さんと対等にお話をさせていただく上での知識の習得は大切ですし、実際のご苦労やご要望を把握する上で大いに役立っています。最近はグレイカラーの開発に携わって以来、電車や街中で年配の方の白髪が気になります。無意識に、根元と既染毛を見て経過期間と状態をチェックしている自分がいます(笑)そして、もっと色持ちや髪に良いカラー剤を作りたい!とモチベーションアップにも繋げています。

谷口/私はヘアカラーが大好きなのですが、肌が弱く、昔から薬剤がしみたり頭皮がかゆくなってしまうことがあります。私のように肌の弱い方でも安心してヘアカラーを楽しんでいただきたいので、勉強のためにいろんなサロンに行き、発色だけでなく頭皮への刺激など、気になることをお客様目線でチェックするよう心がけています。それと、家族や友人がサロンに行ってカラーをした後、どうだったか連絡をくれたり、もっとこうなったら良いのに…とアドバイスをくれることもあるので、エンドユーザーの意見として開発において大いに役立っています。

細谷/グレイカラーと聞くと、どうしても「白髪を隠すために染める」というネガティブなイメージが強いですが、今回の新しいグレイカラー「マテリアG」は、ポジティブな発想で開発した製品です。ファッションカラーと同じ感覚でヘアカラーを楽しんでいただけますので、是非お使いください!

谷口/今後、カラー剤はもちろん、ルベル全体を、体質や肌質に関わらず誰もが安心して使えて、信頼されるブランドに成長させていきたいです。サロンでエンドユーザーの方から「ルベルを使ってください」とご指名が入るようになると嬉しいですね!

細谷・谷口/ルベルは、流行やファッション性はもちろん、その後の髪の状態やケア、ライフスタイルまでも考え、すべての人が輝けるようサポートし続けます。髪への負担を少なく、希望通りの仕上がりになるよう日々研究を重ね、製品づくりを行っています。自信を持ってオススメできる製品ばかりですので、皆様のサロンでも是非使ってみてください!そして、今後の研究開発のために、ご意見などいただければ嬉しいです。

今年の秋に新発売されるグレイカラー用の「マテリアG」。3C世代にお贈りする、色みを楽しめるグレイカラーをぜひお試しください。

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次回予告
10月2日(木)更新予定 Vol.272
佐藤真由子さん/Capullo .Co
両親の反対を押し切って美容師を志した理由。その後、美容室に入社し努力した新人時代の苦心談。また、当時描いていた将来の夢や目標などをご紹介します。
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エディット 大内祐治 | ライティング 前田正明 | カメラ 好川桃子 | Produced by
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